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  • 台湾人を嫁にもつ台湾に生きる日本人。日台混血二重国籍の息子と3人家族です。

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【台湾車事情】来年末の高速料金体系改正によりETC義務化?
来年(2012)12月に不公平感是正のため台湾の高速道路料金体系の大幅な改正があり、既設の料金所廃止とそのため高速道路の料金徴収がすべてETC化されるらしい。

↑なにやら禅問答のようで読んでる人も何がなんだかわからないと思うので以下順を追って説明しましょう。


【現在の台湾高速道路料金体制と料金徴収方式】

現在の台湾の高速道路料金は本線上に設置された料金所を通過するごとに定額(小型車40元、大型車50元)を支払う。料金所は原則ほぼ各縣に1ヶ所(1号中山高速の場合、基隆台北桃園苗栗台中彰化雲林台南x2高雄。台南2ヶ所のうち1ヶ所は嘉義分に相当)設置。新竹はないが桃園の料金所が楊梅(桃園と新竹の県境近く)にあるため楊梅が新竹を兼ねていると考えられる。

料金徴収方式は、現金回数券ETCの3種類。詳細は5年以上前ですが2006年3月25日の記事に書いており、5年前と現在の違いはETC利用で料金5%引きになったくらい。


【不公平感とは】

上記で書いたように料金所は各縣1ヶ所に設置されているが、料金所間での高速の乗り降りでは料金を支払う必要が無いためこれが地域間格差になっているとして料金所の廃止陳情が多発。ただ1ヶ所を廃止するとそこの区間だけ料金所間の距離が非常に大きくなってしまうため難航。唯一基隆の上り線(南下)料金所のみ廃止。

では地域間格差とは何かを我が家の例も交えて具体的に説明します。

我が家(蘆洲)の最寄インターは五股交流道(インター)で太太の勤務先は林口インター沿い。

台北近郊で図にすると([ ]内がインターチェンジ、赤字が料金所)、

[松江路(台北市内)]-[重慶南路(台北市内)]-[三重]-[五股]-]泰山料金所[-[林口]-[南崁(桃園)]-[中壢]-[平鎮]-
[幼獅工業區]-[楊梅]-]楊梅料金所[-


太太は蘆洲から林口の勤務先への通勤で高速道路を利用しているので五股インターで高速に入り林口インターで下りるため、高速を1区間しか利用しないのに途中に泰山料金所があるため往復で料金がかかってしまう(通勤の高速代は会社持ちらしいが)。

ただしこれが台北方面に出る場合、例えば松山空港に車で行くとして五股インターで高速に乗り3つ先の松山空港の最寄インターである松江路インターを往復しても高速料金はかからないワケ。

これが林口の住民にしても同じことで林口住民が高速を利用して台北に出るといった場合なども往復で料金所を通らなければならないため高速料金が発生してしまうという。逆に林口住民が桃園方向で利用する場合は5つ先の楊梅インターまでは料金不要。

斯くの如きで特に料金所付近の利用者にとっては不公平感が強い料金徴収体系と言える。


【高速料金体系の改正】

上記のように現在の高速料金徴収体制では地域間格差が生じ、地域により不公平感が出ているものの、
1)一部料金所を廃止すると他の地域との格差がさらに大きくなる
2)料金所を移設しても今度は移設先の反対が出てくる

現状の料金体系では何れにしても八方塞になることが確実なため、交通部(国交省に相当)が出した回答は、

距離制料金の導入

つまり日本の一般高速道路や鉄道同様に利用した距離に応じて料金がかかるというもの。

つまり入ったインターチェンジから起算し、下りたインターで料金を精算するという徴収方法になり、そのため従来の本線上にあった料金所が廃止され高速の出入口に料金ゲートを新設。また現在の料金所通行料制による一律料金徴収も廃止。


【そしてETC義務化へ】


距離別料金制に移行するにあたり料金体系も複雑化する(鉄道のような階段式料金)のがはっきりしているため、移行にあたり交通部が検討しているのが、従来料金所の廃止とともに、

原則ETC義務化!

つまり高速道路を利用する車はすべてETC装着を義務化し、ETCでのみ支払い(つまり通行可能)できるというもの。

もちろん非ETC装着車への救済策として、“非ETC装着車が高速道路を利用する際には事前にネットで走行予定日時及び走行区間、車のナンバーを登録し、利用後に指定場所で支払い”という超絶おざなりな対策(笑)を予定しているとのこと。これは物凄く“熱い”論議を醸すこと必至。


【問題点】

当然ながら制度の改正というのは必ず反対論がでてくるのは避けられず、ぱっと思いつくだけでも、

1.年に数回しか高速を利用しない人にとってETC車載器購入への抵抗感
2.現在多数居る料金所職員の雇用問題
3.高速利用者でも通常の利用区間が料金所にかからないケース(林口-桃園など)
4.ETC車載器装着により追加負担を強いられる現在ETCを装着していない高速利用者

また現状の台湾式ETCの場合、プリペイド式なので事前にETCカードにまとまった額を入れておかなければならないのも不便。不足が出た場合は問答無用で罰金になるのも不快。


もし高速料金のETCを原則義務化するのであれば、長距離割引や通勤割引、または時間別日別割引などそれなりのメリットを付加しなければなかなか理解を得られないと思う。

またこの案はあくまでも案なので、今後の情勢次第(総統選挙など)では廃案になる可能性があることも追記しておきます。

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テーマ:台湾 - ジャンル:海外情報

カーライフ | 23:20:34 | Trackback(0) | Comments(4)